月曜日 2014年4月28日
20世紀初頭、芸術の最先進地だったパリを目指して世界中から集まった若い芸術家たち=「エコール・ド・パリ」。その「エコール・ド・パリ」を代表するイタリア出身の画家・彫刻家がアメデオ・モディリアーニ(1884-1920)である。
しかしモディリアーニは、確たる評価を手にすることなく退廃的な生活の後に短い生涯を終えたことで、句読点その存在は長らく伝説的に語られてきた。本展は、この伝説に隠れがちなモディリアーニの足跡を、同時代の芸術的状況のなかに追うことでその芸術家としての歴史的な位置を再考し、リアルなモディリアーニ像へと迫っている。
モディリアーニによる油彩画、彫刻、素描あわせて19点と、ピカソやブランクーシをはじめとする20世紀初頭の芸術を牽引した主要作家の作品とともに全65点を展覧する。
ポーラ美術館 展示室1 2014年4月12日(土)〜2014年9月15日(月・祝)会期中無休 9:00〜17:00 ※最終入館は16時30分 料金:一般1800円 シニア(65歳以上)1600円 大学・高校生1300円 中学・小学生700円(土曜日無料) (…)