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岡本愛子 室内楽シリーズNo.11 フランス近代のサロン音楽を集めて
投稿日 2014年10月15日
最後に更新されたのは 2023年5月23日

S Kobayashi 著者:

ピアニストの岡本愛子が、フランス近代音楽の魅力を伝える目的で、1991年より開催している室内楽シリーズが今年も開催される。

岡本愛子は、東京藝術大学在学中にフランス政府給費留学生としてパリに留学、パリ国立音楽院を一等賞で卒業。ロン・ティボー国際コンクールなど、数々の国際コンクールに入賞し、日本とヨーロッパで活発な演奏活動を行っている。2005年には、日本人としてはじめてプーランクのピアノ作品全曲のCDを完成させ、高い評価を得ている。フランス音楽の紹介をライフワークとしており、エスプリが効いた洒落た演奏に定評がある。
この室内楽シリーズでは、これまで、フランスを代表する作曲家の作品のみならず、日本では演奏される機会の少ない作品も紹介されてきた。11回目となる今回は、岡本の演奏生活35周年の節目の年であり、パリ管弦楽団の首席ホルン奏者A.カザレ、パリ国立歌劇場管弦楽団の首席フルート奏者C.カンタン、オーボエ奏者C.グランデルら、パリのスーパーソリスト達をゲストに迎える。
ラインナップには、ラヴェル、ドビュッシー、プーランクといった日本でも人気のある作曲家の作品と並んで、アルベール・ルーセルという個性的な作曲家の作品も入っているところが興味深い。
パリと日本の演奏家の豪華な共演により、フランス音楽の奥深さを存分に味わうことのできるコンサートとなるだろう。

出演:岡本愛子(ピアノ)
   カトリーヌ・カンタン(フルート:パリ国立歌劇場管弦楽団 首席奏者)
   クリストフ・グランデル(オーボエ:パリ国立歌劇場管弦楽団)
   アンドレ・カザレ(ホルン:パリ管弦楽団 首席奏者/パリ国立高等音楽院教授)
   橋本 光博(クラリネット:パブロ音楽祭音楽監督)
   福士 マリ子(ファゴット:東京交響楽団 首席奏者)

2014年10月28日(火)19時開演
東京オペラシティリサイタルホール
料金:一般 5000円 学生 3500円(全自由席)
お問い合わせ:新演奏家協会 03-3561-5012
www.shin-en.jp

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