『モンテッソーリ 子どもの家』 Le maître est l’enfant
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Crédits : © DANS LE SENS DE LA VIE 2017

『モンテッソーリ 子どもの家』
 “Ne t’inquiète pas” (大丈夫だよ)。
新学期。初めて登園して泣きじゃくる子を先生が抱きしめる。親と離れて新しい環境に放り込まれたこどもたち。ある子は椅子に座ってずっと窓の外を眺めている。大人はそれを静かに見守る。やがて、その子は立ち上がり、歩き出し、その目で自分が打ち込めるものを探し始める……舞台は、モンテッソーリ教育を取り入れた世界最古の場所と言われる、北フランスのとある幼稚園。父となったアレクサンドロ・ムロ監督自身が「わが子にとって最良の教育とは何か?」という問いの答えを見つけようと、モンテッソーリ教育を実践する現場をカメラにおさめた。こどもたちと同じ空間に身を置き、こどもたちと同じ高さの目線で動き、可能な限り自然な姿を、もっとも生き生きとしている瞬間をとらえた。ムロ監督のナレーションと対話をするように、モンテッソーリが残した言葉の数々が語られる。「こどもは、大人がこどもに与える以上のことを私たちに与えてくれる。こどもは師、私はこどもの弟子となろう」。これだけ大きな愛と信頼で見守ってくれる大人がいたら、こどもはどんなに安心できるだろう。そしてどんなに自分を愛することができるだろう!無垢なまなざしで日々の生活を精一杯生きるこどもたちが大人になったとき、今よりも少しでも住みやすい世界になっていますよう。(Mika Tanaka)
 
監督・撮影・録音:アレクサンドル・ムロ
日本語吹替:本上まなみ/向井 理
2017年/105分
 
Le maître est l’enfant d’Alexandre Mourot; 2017, France, 1065 min
 
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