フランス文化の中心がヴェルサイユからパリへ移り変わっていった時代、人々は「パリジェンヌ」という生き方への憧れを鮮明にしていった。ナポレオン3世のパリ大改造によって近代化が進み、女性の衣服や靴、生活様式、そして女性の働き方や生き方の概念が大きく変化していく。それは世界の人々を魅了し、絵画や服飾デザインにも深く影響していった。
ドガやルノワールが描いた女性の肖像、カルダンやバレンシアガのドレス、ブリジット・バルドーなどの映画や舞台で活躍した女優の写真、当時の広告やポストカードなど、移り変わる世相の中で活躍した女性たちの姿が垣間見れる。さらに、今回の展覧会ではマネの大作『街の歌い手』が約70年ぶりの修復を経て公開される。
時代とともに力強く生きる「パリジェンヌ」への憧れは現代においても続いており、私たちを魅了している。その変遷が体感できる展覧会となっている。(Eiko Suzuki)
世田谷美術館
1月13日(土)〜4月1日(日) 10:00〜18:00 ※入場は17:30まで
月曜日休館 ※2月12日(月・振替休日)は開館、翌13日(火)は休館
一般 1500円、65歳以上 1200円、大高生 900円、中小生 500円
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
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質問 「Qui est le créateur de la robe représentée?」
締め切りは2018年2月22日(木)、正午です。
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