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フラン•パルレ Franc-Parler
La francophonie au Japon

Rédaction du journal:
Rédacteur en chef: Éric Priou
Rédaction: Karen, Shigehiro Kobayashi, Utako Kurihara, Rika S., Hikaru Taga

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東京で上映されるフランス語圏映画Les films en français à Tokyo
投稿日 2018年1月31日
最後に更新されたのは 2019年3月19日
Iwanami Hall
 
4月6日(土)より
 
『12か月の未来図』
監督:オリヴィエ・アヤシュ=ヴィタル
出演:ドゥニ・ポダリデス、レア・ドリュッケール
2017年/107年
 
12months-miraizu.com
 

 
Eurospace
 
4月6日(土)〜19日(金)
 
クリス・マルケル特集 2019〈永遠の記憶〉
記憶と記録、歴史と個人史、戦争、虚構と現実。永遠に消えることのないテーマで、多くの作品を発表したクリス・マルケル。2012年の没後も世界のクリエーターに大きな影響を与え続けている彼の日本劇場初公開作品を含む8作品を上映。
『北京の日曜日』『シベリアからの手紙』『ある戦いの記述』『不思議なクミコ』『イヴ・モンタン〜ある長距離歌手の孤独』『サン・ソレイユ』『A.K.ドキュメント黒澤明』『レベル5』
 

 
TOHOシネマズ シャンテ 050-6868-5001
 
上映中
 
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Crédits : © 2017 STADENN PROD. – MANCHESTER FILMSGAUMONT – France 2 CINEMA © Jérome Prébois / ADCB Films
『天国でまた会おう』
 
第一次世界大戦末期の1918年11月。映画はここから始まる。
 
 生き埋めにされかけたアルベール(アルベール・デュポンテル)は、若いフランス軍兵士、エドゥアール・ペリクール(ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート)によって助け出される。が、その直後の爆撃で、エドゥアールは顔の半分を失ってしまう。
 
 仕事を失い婚約者にも逃げられたアルベールは、帰還兵に冷たい世間の荒波の中でエドゥアールと共に生活を始める。心と顔の傷を癒せず、世の中に背を向け続けるエドゥアール。そんな彼に寄り添う、孤児のルイーズ(エロイーズ・バルステール)。美術の才に溢れるエドゥアールは、やがて自分の顔を手製の美しい仮面で飾り始める。そしてあるとき、彼はとてつもなくスケールの大きい「詐欺」を思いつく——
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アルベール・デュポンテル監督 (2018年6月25日撮影)
Crédits : © Mika Tanaka
 監督は、主演を演じるアルベール・デュポンテル。「ウッディ・アレンやチャップリンにはとても及ばない、自分は予算の関係で主演を演じただけ」と語るけれど、この映画を見れば彼の力の大きさは一目瞭然だ。文学や芸術への造詣の深さは、キラキラした華麗な映像を展開させ、俳優たちの素質を見抜く力は、奥深いドラマを紡ぎ出す。ナウエル・ペレーズ・ビスカヤートの透明感のある大きな目とダンサブルな動き、ロラン・ラフィットの悪役ぶり……目が離せないのが、この映画が初出演となる、子役のエロイーズ・バルステール。デュポンテル監督は、街を歩く子供たちの中からダイヤの原石をみつけ出した。「『何が好き?』と聞いたら、『歌うのが大好き!』と言って歌い出したんだ。とても下手なんだけど、ずーっと歌ってくれて、それで決定したよ」。チャップリンの映画『キッド』のジャッキー・クーガンの扮装をまとい、レ・ミゼラブルのガヴローシュのような存在感でスクリーンを闊歩するお茶目な少女が、ラストシーンでどんな役割を演じるか、見逃さないで。(Mika Tanaka)
 
原作:ピエール・ルメートル
監督:アルベール・デュポンテル
出演:ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート、アルベール・デュポンテル、ロラン・ラフィット、ニエル・アレストリュプ、エロイーズ・バルステール、エミリー・ドゥケンヌ、メラニー・ティエリー
2017年/117分
 
À l’écran
Au revoir là-haut de et avec Albert Dupontel avec Laurent Lafitte, Émilie Dequenne, Niels Arestrup, Mélanie Thierry 2017, France, 117 mn
 
 

 
Ciné Switch Ginza 03-3561-0707
 
3月21日(木)まで
 
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Crédits : 2017 © Partner Media Investment - Left Field Ventures - Good Fortune Films
『ともしび』
 
順調だと思っていた人生が突然狂ってしまったら。
そしてそれは自分のせいではなく、配偶者が犯した罪が原因だったとしたら。
あなたならどうするだろう?この映画の主人公・アンナ(シャーロット・ランプリング)は、望むべくもなくこの問題に直面してしまう。きっと、よき妻、よき母として懸命に生きてきた人なのだろう。
 舞台はベルギーの地方都市。家政婦の仕事を卒なくこなし、演劇クラスや会員制のスイミングプールに通うアンナの日常には”孤独”がいっぱいに漂う。そして私たちに謎かけをする。アンナの身にいったい何が起こったのだろうか、と。孫の誕生日を祝おうとケーキを作って訪れても、息子から門前払い。わが子から拒絶されたアンナは駅のトイレで号泣するが、刑務所の夫には「孫と楽しいときを過ごした」と優しく嘘をつく。ひとりで食す簡素な料理。上の階からの水漏れで汚れた天井。使えなくなってしまったプールの会員証。アンナを惨めな状況を演出する小道具が次々と登場する。そしてあるとき、アンナは芝居の稽古中、突然台詞が言えなくなってしまい、クラスを飛び出す。自分の心の叫びを聞いてしまった彼女は、どんな行動に出るのだろうか……シャーロット・ランプリングの過去の映画、彼女の私生活を知ってこの映画を観ると、より深い思いが心をよぎる。彼女の澄んだ瞳が、秘密をたたえた湖のように美しくて悲しい。 (Mika Tanaka)
 
監督:アンドレア・パラオロ
出演:シャーロット・ランプリング、アンドレ・ウィルム
2017年/フランス・イタリア・ベルギー/93分
 
Jusqu’au 21 mars
Hannah d’Andrea Pallaoro avec Charlotte Rampling, André Wilms; 2017, France, Italie, Belgique, 93 mn
 
 

 
Bunkamura Le Cinema 03-3477-9264
 
上映中
 
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Crédits : ©2017 LES FILMS DU POISSON - CINEFRANCE - FRANCE 3 CINEMA - VERSUS PRODUCTION - NEED PRODUCTIONS
『あなたはまだ帰ってこない』
1944年のパリ。ナチス占領下にあるこの街で、30歳のマルグリット・デュラス(メラニー・ティエリー)は、夫・ロベールの帰りを待っている。ロベールはレジスタンス活動をしていたため、ゲシュタポに連れ去られてしまったのだ。自分から探し出すことはできず、ただひたすら待つマルグリット……戦時中、”待つ”という静かで長い苦悩を経験した多くの人たちがいる。フィンケル監督がこのテーマを選んだ理由はどこにあるのだろう。
「”待つ”というテーマには、フィンケル監督ご自身の強い思い入れがありました」。主人公を演じたメラニー・ティエリーは、本作に込めた監督の思いをこう語った。「監督のお父さまが、戦時中に連れ去られてしまった家族をずっと待ち続けていらっしゃったからです」。
 いるべき場所にいない家族を待つ人々の苦悩。夫の帰りを待つ妻もいれば、ガス室に送られてしまった娘の帰りを待つ母もいる。スタイリッシュなモノクロの映像と音楽が、心に重い余韻を残していく。原作は、『愛人/ラマン』の翌年に発表された自伝的小説『苦悩』。1940年代半ばにデュラスが書いた日記や手記がそのまま、ほぼ削除されずに掲載されている。戦時中でありながらなお、エネルギッシュで官能的な彼女の輝き!どんな時代であっても、どんな状況であっても、人は「愛」を求め続ける存在なのだろう。映画のラストで、夫を待ち続けたデュラスが出した「結論」を、あなたはどう感じるだろうか。 (Mika Tanaka)
 
監督:エマニュエル・フィンケル
出演:メラニー・ティエリー、ブノワ・マジメル
2017年/フランス・ベルギー・スイス/126分
 
À l’écran
La Douleur d’Emmanuel Finkiel avec Mélanie Thierry, Benoît Magimel, Benjamin Biolay; 2017, France, Belgique, Suisse, 126 vmn
 
 

 
Waseda Shochiku 03-3200-8968
 
3月16日(土)〜22日(金)
<早稲田松竹クラシックス vol.144 ジャン=リュック・ゴダール監督特集>
 
『勝手にしやがれ』
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグ、ダニエル・ブーランジェ
1960年/フランス語・英語/90分/DCP
 
『気狂いピエロ』
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、アンナ・カリーナ、
1965年/フランス・イタリア/105分
 
Du 16 au 22 mars
À bout de souffle de Jean-Luc Godard avec Jean-Paul Belmondo, Jean Seberg, Daniel Boulanger; 1965, France, Italie, 105 mn
 
Pierrot le fou de Jean-Luc Godard avec Jean-Paul Belmondo, Anna Karina; 1965, France, Italie, 105 mn
 

 
Shimotakaido Cinéma 03-3328-1008
 
3月9日(土)〜15日(金)12:00
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Crédits : © 2016 Fantastic Films, ALL RIGHTS RESERVED.
『バルバラ〜セーヌの黒いバラ〜』
  フランスの国民的シャンソン歌手のひとり、バルバラを完璧に演じようと、一人の女優が健闘している。彼女の名前はブリジット(ジャンヌ・バリバール)。メイクも服装も、バルバラ本人と同じように再現し、バルバラと同じようにピアノを演奏し歌を歌う。『ナントに雨が降る』、『黒いワシ』……1曲1曲に刻印される濃密な人間模様に入り込みながら、ブリジットは次第にバルバラと一体化していく。
  劇中劇を使った入れ子構造。マチュー・アマルリックによるこの構成によって、バルバラの魅力が真夜中に咲く花のようにじっくりとゆっくりと開花する。スタンダードな伝記映画では表現しきれない、バルバラが放つミステリアスな芳香がスクリーンいっぱいに漂う。マチュー・アマルリック自身もまた、映画監督・イヴ(マチュー・アマルリック)として劇中に登場し、ブリジットの集中に水をさす。艶っぽい映像には場違いなイヴの微妙な野暮ったさと、バルバラになりきろうとするブリジットの緊張感。そのコントラストが心地よい。バルバラというひとりの人物の影を追いかけながら、ブリジットトイヴの2人はバルバラの闇に吸い込まれていく。二度と戻れなくなってしまいそうな深い闇。そんな危うさが”バルバラ”の魅力そのものだったのだろう。「奇抜」を「平等」という言葉にかえ、自由という翼で闇をはばたいた女王、バルバラ。映画を観ている間、ブリジットがそうだったように、私たちもバルバラになりきることができるかもしれない。(Mika Tanaka)
 
監督:マチュー・アマルリック
出演:ジャンヌ・バリバール、マチュー・アマルリック
2017年/98分
 
Du 9 au 15 mars
Barbara de et avec Mathieu Amalric avec Jeanne Balibar; 20176, France, 99 mn
 
 

 
3月9日(土)〜15日(金)14:00
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Crédits : © 2017 F Comme Film / Gaumont / France 2 Cinéma
『マチルド、翼を広げ』
 
「すべてが近すぎる。あなたの手も重たくて」。妻からそんな言葉を投げかけられた夫は、どのように接すればよいのだろうか—— こうして、マチルド(リュス・ロドリゲス)の父(マチュー・アマルリック)は母(ノエミ・ルヴォウスキー)と別れた。9歳のマチルドは、母と2人暮らし。父とときどきスカイプで会話する。母は情緒不安定で失踪をくり返す。ウェディングドレスを着て街をさまよい歩く、クリスマスの夜に娘を置いて見知らぬ町まで行ってしまう、突然引っ越すと言い出してよその家に入り込む、そんな母だ。それでも母に寄り添い母から愛されようと、マチルドは健気に生きる。素敵なクリスマスを演出しようと、ホロホロ鳥を料理するマチルドを見てると抱きしめたくなってしまう。
 そんなマチルドの素敵な仲間が、母から贈られた一匹のフクロウだ。フクロウは人間の言葉でマチルドと会話をする。会話できるのはマチルドだけ、母にも他の人にも話しかけることはない。マチルドとフクロウは親友となり家族となって絆を深めていく……成人したマチルド(アナイス・ドゥムースティエ)の表情が、映画で描かれない時間を一瞬で埋めてくれる。ふわっとした感触の映像に、俳優たちの存在感がくっきりと浮かび上がったとき、映画の魔法が私たちの心に七色のベールをかけてくれる。(Mika Tanaka)
 
監督:ノエミ・ルヴォウスキー
出演:リュス・ロドリゲス、ノエミ・ルヴォルスキー、マチュー・アマルリック、アナイス・ドゥムースティエ
2017年/95分
 
Du 9 au 15 mars
Demain et tous les autres jours de et avec Noémie Lvovsky avec Mathilde Zasinger, Mathieu Amalric, Anaïs Demoustier; 2017, France, 95 mn
 
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