『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』パリの大学生グザヴィエのバルセロナ留学時代を綴った『スパニッシュ・アパートメント』、その後、社会人となったものの足元が定まらない彼の恋愛・人生模様を描いた『ロシアン・ドールズ』に次ぐ人気シリーズの最新作にして完結編。40歳になったグザヴィエは、妻ウェンディと2人の子供とパリで暮らしていた。小説家としてもまずまずの成功を収めていた彼だったが、ある日、ニューヨーク出張から帰ってきた妻から別居を言い渡されてしまう。ところが「制服のあるセレブ校」に子供たちを通わせると聞いた彼は大激怒。子供たちと一緒に過ごすために、友人のイザベルを頼って、自分もニューヨークでしばらく暮らすことを決意する。しかしチャイナタウンでの暮らしは、悪戦苦闘の連続で、予想外のことばかり。しかもそこにかつての恋人マルティーヌがニューヨークにやってくることとなり…。(Tomohiro Mibu)監督:セドリック・クラピッシュ出演:ロマン・デュリス、オドレイ・トトゥ、セシル・ドゥ・フランス、ケリー・ライリー2013年/フランス・アメリカ・ベルギー/117分/英語・フランス語/PG12Casse-tête chinois de Cédric Klapisch avec Romain Duris, Audrey Tautou, Cécile de France, Kelly Reilly; 2013, France, USA, Belgique, 117 mn, G12
『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』 Casse-tête chinois